Perspectives

「ビジネスのちから」で環境・社会課題を解決する
“新しい視点”を。

株式会社りそなホールディングス 

リテール顧客のSXに貢献することで、企業成長と社会全体のSX推進をめざす

キーワード:SX推進/トランジション・ファイナンス

 りそなグループは、「金融+で、未来をプラスに。」というパーパスを掲げ、金融の枠にとどまらない発想で未来に安心と希望を与え続ける、という存在意義を明確にしています。また、中堅・中小企業や個人の顧客が多い同グループの特徴を踏まえ、そのリテールの顧客から支持され、ともに未来に向かって歩む姿勢を長期ビジョン「リテールNo. 1」で標榜しています。

 ビジョン実現のための戦略として、顧客や地域社会の課題解決に取り組むことをビジネスの起点とする同グループでは、現在、中堅・中小企業にとっても避けては通れないサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)に向き合い、ともに対処していくこと、また、そのために同グループ自身が変化し、新しい金融サービスソリューションを創り出すことに注力しています。

SX推進のフレームワーク



 なかでも顧客・社会に提供する価値として、「サステナビリティ長期指標」の一つに「リテール・トランジション・ファイナンス()」の2030年までの累計取扱高10兆円という指標を掲げています。中堅・中小企業のSXへの取組状況や経営資源は個社ごとに事情が異なることを踏まえ、顧客の取り組みステージに応じた様々なソリューションを提供することで、現在地からの着実な一歩を後押しすることに注力しています。

環境・社会課題解決に向けた長期的な戦略の設定とその実行に取り組む企業への支援を目的としたファイナンス手法 



 また、同グループは国内でのインパクト投融資、その概念の普及に一定の役割を果たしてきました。

 まだ「インパクト」という言葉や概念になじみのない中、2021年11月12月に発足した金融機関がインパクト投融資を広めるための業界団体「インパクト志向金融宣言」の立ち上げメンバーの一社となり、活動してきました。
 そこから2年が経ち、インパクト投融資は金融機関のスタンダードとなり、業界全体で増加傾向にあります。

→りそなアセットマネジメント株式会社 常務執行役員 責任投資部担当 松原 稔氏によるオピニオン記事「インパクト投資とパーパス経営」も合わせてご覧ください。

株式会社りそなホールディングス

りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行などから成るりそなグループのホールディングカンパニー。「金融+で、未来をプラスに。」というパーパスのもと、グループ銀行が長い歴史のなかで築き上げた「リテール基盤」と2003年の公的資金注入後のりそな改革を通じて培われた「変革のDNA」により、「リテールNo.1」を目指して銀行業から金融サービス業への進化を続けている。

https://www.resona-gr.co.jp/

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with Next Generation 未来へのインタビュー