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未来へのインタビュー

学生インタビュアーが、カリモク家具様の取材に参加

2025年12月に本メディア「Perspectives」で取り上げた、カリモク家具株式会社の加藤英一郎氏の取材に、千葉大学の学生インタビュアーが参加しました。社会課題解決の最前線で活躍するビジネスパーソンへのインタビューは、学生たちの視野を広げ、今後のキャリア選択に活かしていただくことを期待しています。

老舗メーカーの「新しい価値を創造する意志」

 取材の舞台となったのは、カリモク家具のショールーム兼コミュニケーション拠点である「Karimoku Commons」。この洗練された空間の中で、今回のインタビューは行われました。

 取材に挑戦したのは、千葉大学工学部でデザインを学んでいる川原さんです。元々、家具への関心が高く、Karimoku Commonsにも興味があったとのこと。カリモク家具の製品に実際に触れられるこの空間でのインタビューは、「滅多にない機会で面白かった」と、充実した表情で語ってくれました。

 川原さんが今回のインタビューのなかで最も強く感銘を受けたのは、カリモク家具の「家具という枠を超え、新しい価値を生み出そうと挑戦し続ける」という企業姿勢だったそうです。単に既存製品の販売戦略に留まらず、「どんどんチャレンジして新しい価値を生み出していこう」という前向きな姿勢に触れ、「ずっと見ていて面白い企業」だと感じたとのこと。

 また、取材の中で加藤氏が語っていた「変わらないということに危機感を持つ」という言葉からも、現状に満足せず、変化を恐れない柔軟な精神が伝わってきたようです。企業の内側にある、この真摯な熱意に触れたことが、川原さんにとって大きな学びとなったようです。

サステナビリティの「もっと先」を見据えて

 今回の取材の核となったのは、木材を扱う企業としてのサステナビリティへの考え方です。川原さんは、「何十年何百年の木を使用する立場」であるカリモク家具が、長く使い続けられる製品をつくることを何よりも大切にしている点に、深い共感を覚えたそうです。

 そして、社会的な義務としてではなく、「木と人に向き合い、幸せな暮らしとはどういったものかを追求」した結果、自ずと環境貢献にも繋がるという思想を聞いて、「単なる押し付けではない、もっと先を見据えたサステナビリティへの向き合い方を学べた」と述べています。

 企業が未来に向けて何に挑戦しているのか、その本質に触れることができたのは、今後の川原さんの学びにもきっと活きるはずです。今回の取材で感じた「カリモク家具の挑戦し続ける姿勢」を、ぜひご自身のキャリアを考えるヒントにしてほしいと思います。

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取材を終えて

Perspectives with Next Generation 未来へのインタビュー

Perspectivesはより多くのステークホルダーと共創し、社会への貢献を深めていくため、第一弾として学生インタビュアーに取材に参加いただく機会を設けています。さまざまな産業や企業の存在を知り、ビジネスパーソンと直接交流することで、学生インタビュアーの視野が大きく広がることを期待しています。 

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